休眠抵当1

休眠抵当という言葉はご存知でしょうか。

古い抵当権のことを休眠抵当と呼ぶわけですが、

設定してから20年や30年の抵当権のことを指す

わけではありません。

通常は、住宅ローンなどを長年にわたって弁済して

ローンが終わり、抹消するわけですが、

それとは異なり、70年とか80年前の抵当権が

設定されたままになっている場合を休眠抵当と呼びます。

なぜ、そんな昔の抵当権が残っているかというと、

お金を借りたときは、抵当権を設定しないと

融資は受けられないので、急いで登記手続きをするが、

弁済したときは、返し終わったことに安心してそのまま

になってしまうことがあるからでしょうか。

このような休眠抵当は400万件以上残っているといわれています。

今回はこの休眠抵当と呼ばれる古い担保権の抹消で、

かなり苦労した話がありますので、

何日かにわたって書いていきます。

それは、ある町の道路拡張に関連する事件でした。

土地家屋調査士さんから、道路拡張に伴い町がある土地を

買収したいが抵当権がついているので、それを抹消しなければ

買収することができないので、消してくれないかとの

連絡がありました。

担保がついたままでも構わずに買収してしまう

市町村もありますが、その町は担保を消すことが

手続き上必要だとのことでした。

それを聞いた時点で、休眠抵当の問題だなと

見当をつけ、当事者を確定するのが面倒だなと思いましたが、

実際はそんな単純な休眠抵当ではありませんでした。

続く・・・・

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