休眠抵当5

ようやく休眠抵当の最終回です。

やっと、清算人が選任され、いよいよ登記です。

まずは、清算組合から農業会への権利の承継登記をし、

その後、抹消登記をすることになります。

清算人の選任決定書と共に、清算人からの委任状、

清算結了の登記がある登記簿謄本をつけて申請しました。

ところが、登記官から法人の方の登記が必要ではないかとの

指摘がありました。

清算結了登記を抹消して、清算人の選任登記をしなければ

ならないのではないかとの趣旨です。

しかし、清算結了登記があっても、

抵当権を抹消するためだけならば

旧清算人が法定代理人として申請できるという先例、

および、旧清算人が死亡しているときは、

便宜、裁判所の清算人選任決定書と

清算結了されている旨が記載されている

法人の登記簿謄本を添付して抵当権の抹消をすることが

できるとの先例から考えると、

法人の登記は必要ないのではないかということを

説明した結果、法人登記はなくとも抵当権の移転と抹消は

できることになりました。

先例として、全く同じものがあれば、

すぐに認めてくれるのですが、

少しでも変則的だと

なかなか認めないというのが法務局の姿勢に

思えて仕方がありません。

結局、抵当権が消えたのは依頼を受けてから半年後の

ことでした。

抵当権の抹消は最も簡単な登記のひとつですが、

こんな苦労する抹消もあるのでした。

PS.当初の話では同じ生産組合の

担保がついた土地が沢山あるので

そちらも、お願いしますとのことでしたが、

その後、一件も来ていません。

最初の手続きが済んでしまえば、

通常の抹消登記と同じなので、苦労はないので

期待していたんですが^^;

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