評価額がない建物2

このブログに初めてコメントがつきました。ありがとうございます。

昨日書いた評価額がない建物の件につき、ご質問をいただきました。

「中古の住宅でも、新築の住宅と同じ値段になるんですか?」


建物認定価格表は正確には「新築建物課税標準価格認定基準表」といいます。

新築の建物の場合の基準な訳ですね。

では、中古中宅の場合はどうなるのかといいますと、もちろん評価証明書が発行されない場合ですが、

新築の場合の価格に、一定の補正率をかけて、減額した値段になります。

この補正率が書いてあるのが、「経年原価補正率表」といわれるものです。

例えば、埼玉県の場合、建築後10年たった木造の建物の場合は、

新築の価格に0.63をかけたものが、登録免許税の算定基準になります。

ついでに書いておきますと、建物の構造が、居宅と店舗に分かれているような場合。

登記の内容からは、居宅が何平方メートルで、店舗が何平方メートルか分かりません。

もちろん、法務局も分かりませんので、この場合、表題部の登記(どんな建物が建っているかの登記、

かつては表示登記と呼ばれた)を担当した土地家屋調査士さんに、

それぞれが何平方メートルであるかの証明書を書いてもらいます。

その内容に従って算定するわけです。

ところで、建物認定価格表や経年補正表は、各都道府県の地方法務局が独自に出しているものです。

私の住んでいる飯能市は都内の青梅市と接しており、ときたま青梅市の保存登記をすることもあります。

その場合は、東京都の基準を使わなければいけないわけです。

埼玉の基準は司法書士会が、自動的に送ってくれますが、

東京都の基準などは調べないと手に入りません。

その時、役立ってくれるのが新人研修を同期に受けた司法書士です。

「おい、新しい認定基準を送れ!!」

「高いよ~」

仲間は大切だなと思う瞬間です。

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