「はいそうですか」とはいかない贈与

今日は土曜日ですが、依頼者の都合がつかない場合は、土日でも事務所を開けます。

今日の依頼者は、父親が息子さんに、土地を贈与したいとの相談でした。

相続税が高いということをご存知の方は多く、

相続対策として、生前に贈与してしまおうとお考えになるようです。

しかし、相続税より贈与税の方が税率が高いということをご存じない方もおられます。

贈与したいとの依頼があった場合、司法書士としては、

「はいそうですか、では、これこれの書類が必要です」とはいきません。

まずは、贈与した場合の贈与税について概略をお話し、

まず最初に贈与税がどうなるのかを確認しないとならないことを伝えます。

そのほか、不動産の取得税もかかり、全体でどのくらいの費用になるかをまず調べなければなりません。

今日の依頼者の方は、税理士さんのお知り合いがいるとのことでしたので、

その方に頼んで調べてもらうことになりました。

お知り合いの税理士さんがいらっしゃらない場合は、税務署に相談に行ってもらうか、

私の知り合いの税理士さんを紹介するかをしています。

贈与税が高額になる場合、あきらめる方もいらっしゃいますが、

なるべくその方の意思を実現してあげたいものです、

そこで、持分の贈与という形で、何回かに分けて贈与する方法もあることもお話しします。

贈与税の基礎控除は110万円ですので、

その範囲内ないし贈与税を払ってもいいと思える価格の持分を贈与することで、

何年かかけて、最終的には全体を贈与することができるわけです。

司法書士は、本業だけではなく、その周辺の制度についてもある程度知識がないとやっていけません。

なかなかやっかいな商売です・・・

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