ようやく終わった任意整理

今日ようやく、株式会社○○○○から振込みがあり、

Xさんの債務整理の手続きがすべて終了しました。

Xさんは昨年10月ごろ、借金が4社から300万円ほどあり、毎月11万円を返済しているが、

不況の影響で残業がなくなり、この先支払いをできそうもないのでどうしたらいいだろうかと相談に見えました。

詳しく話を聞いてみると、更に1社、10年ぐらい借りたり返したりしていた借入を

1年ほど前に完済したものがあるとのこと。

これは、非常にラッキーです。

取引履歴を取り寄せて見なければ分かりませんが、過払い金返還を請求できる可能性が非常に高い。

その1社を含めて計5社の各支店に債務整理を受任したことの連絡、取引履歴の開示を請求をしました。

この段階で、Xさんは消費者金融への支払いを一時停止することができます。

しかし、そのままでは、債務整理に必要な原資を確保できることができませんので、

預かり口の口座をつくって、そこに毎月5万円ずつ振り込んでもらうことにしました。

さて、開示請求をしてからかなり時間がかかる会社もあったので、

資料が揃うまで、1ヶ月以上もかかりました。

開示記録が届き次第、法定利率による再計算です。

グレーゾーンが認められていた時代の取引が長く、

利息制限法以上の利率で計算がされている会社が多い。

その結果、過払いが生じた会社4社、弁済額が減った会社1社となりました。

これは、任意整理の方向でいいようです。

Xさんの同意を得た上で各消費者金融に、計算書とともに和解案を提示しました。

1社を除き、昨年中に和解が成立し、過払い金の返還と、

それを原資にしての支払いが終わりました。

しかし、1社については、当初は過払い金は半額、

不服があるなら、訴訟を起こし、差押さえでも何でもしてくれというではありませんか・・

年を越しての何度かの折衝をしているうち6割返済まで話は進んだのですが、

その会社が倒産しそうで破産か民事再生の手続きの準備をしているらしいとの情報を得ました。

Xさんと相談の結果、訴訟を起こし10割認められるとしても、

それを確実に回収することは時間もかかるし難しい、

相手方が提示している6割で手を打つべきではないかということになりました。

そこで、この会社とも1月に和解が成立。

非常に悩ましいところではありますが、現実問題として、

回収不能になるより早期回収を図ったほうがいい場合があります。

今回は、なんとか回収まで持っていけましたが、

間に合わないのではないかと、ハラハラものでした。

結果、Xさんは債務はすべてなくなり、ん十万のお金が返ることになり、

Xさんからは、借金がなくなっただけでも十分満足だといわれました。

さぁ、あとは精算して報酬をもらうだけだ~

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