権利書が無い

久しぶりに職印証明書を取り寄せる手続きをしました。

司法書士の職印は各都道府県の司法書士会に届け出てあり、

これに対して職印証明書が発行されます。

何に使うのかというと、権利書が見つからない場合などに

本人確認情報というのを司法書士が作るのですが、

その書類に職印を押し、職印証明書もつけるわけです。

ここで、思い出したのが新不動産登記法が施行された時のこと。

平成17年3月7日に改正。

それまでは権利書がないときは

保証書というのを作成して対応していました。

まぁ、そのうち本人確認情報についてもしっかり調べなければ

などとのんきに考えていました。

たまたま改正の当日、ある銀行で不動産の売買の決済があり、

いつものように、権利書や印鑑証明書、住民票などを

確認していきました。

すると、7つある土地のうち1つの土地について

権利書がありません。

私道のスミ切りの部分で、0.5平方メートルほど。

司法書士としては権利書がない以上、

決済は中止と言わざるを得ません。

しかし、売主、買主だけではなく融資をする銀行までも

その部分については後日でいいから、

手続きを進めてくれといいます。

そういうことならと、他の部分については当日登記、

権利書のない部分について後日という変則登記をする

ことになりました。

さぁ、ここからが大変です。

本人確認情報をつくればよいということは知っていても

まだ、詳しく勉強していません。

大慌てで、資料をひっくり返し、

売主にどんな書類を出してもらうのかとか

何を確認すればいいのかとか調べ上げ、

当日夕方には、直接司法書士会へ行き、

職印証明書を出してもらい、

なんとか翌日に申請することが出来ました。

こんなに焦ることはめったにないと思いますが、

事前の学習が大切なことを痛感した一件でした^^;

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