未支給の年金と相続放棄

以前相続放棄の相談があった方から、

「亡くなった父の未支給の厚生年金があるが、

社会保険庁死亡届を出した時、

申請があれば支払うといわれたが

これを受け取っても問題ないか?」

という質問がありました。

相続放棄は、相続しますと承認したり、

承認と同様の行為をしたりすると

することが出来ません。

例えば、預金を引き出して使ったり、

不動産の登記をしたりした場合には

相続人として行動しているわけですので、

相続を承認したものとみなされるわけです。

質問の場合、少し難しい問題があります。

前提を整理してみると、

支給済みの年金は亡くなった方本人の財産ですので、

これを受け取ると、相続を承認したことになります。

これに対し、遺族年金は亡くなった方に出るわけではなく、

受給資格のある相続人にでるものですので、

問題なく受け取れます。

また、未支給の年金は遺族が申請して

受け取ることが出来るとされていますので

遺族本人の権利として相続ではないとされています。

しかし、未支給の年金を受け取る資格があるのは

遺族年金受給者がいない場合は、相続人です。

相続人として遺族年金を受け取る場合は、

法定承認に該当する可能性があります。

つまり、遺族年金受給者以外が受け取るのは

問題があるのでしょう。

未受給年金は金額も低いこともあり、

この問題が裁判で争われたこともないようです。

事実上問題になることはないのでしょうが、

受け取らないほうが無難・・・・・かも^^;

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