生命保険の差押

今日の相談は債権執行。

相手の生命保険の解約返戻金を

差押えられないかというものでした。

なんの問題もなく差押えられるような気がしますが、

実は最高裁の判例が出るまで意見が分かれていました。

契約者が亡くなって保険金を請求できる段階では、

具体的な債権が発生していますので、

差押が出来ることは当然です。

しかし、契約中の生命保険は解約しないと、

返戻金請求債権は生じません。

条文上は「取り立てることができる」とされており、

他人の契約を解除をすることができるかどうか、

統一的な解釈がありませんでした。

この点を平成11年に最高裁は、

取立てに必要な範囲で債権者に代わって権利行使できるとし、

生命保険の契約を解除して解約返戻金を受け取ることが

できることが確定しました。

生命保険の解約返戻金は多額なことが多く、

相手に財産があまりない場合など、

有力な執行対象になります。

でも、相手方が生命保険に入っているのどうか、

ほとんど分からないのがのが現状・・・^^;

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

コメントの更新情報

トラックバックURL: http://www.lsoys.com/blog/wp-trackback.php?p=2095