登記情報提供サービス
不動産登記の依頼があると、まず物件の調査をします。
分筆されたり国土調査が入ったりして、
権利書の記載と現在の状況が異なることがあるからです。
また、所有者の住所が以前のままになっていることもあります。
この調査は民亊法務協会の登記情報提供サービスを利用しています。
登記がコンピューター化される前は、
法務局へ行って登記簿を閲覧、メモをしていたことを考えると、
このあたりは非常に楽になっていますね。
登記情報提供サービスでは現在事項証明書や
登記事項要約書にあたるものを請求することができませんので、
今まで記録された全ての事項がでてきてしまいます。
(共同担保目録と信託目録は除外できます)
そこで、何十人が共有している土地でも全ての人の記録が
出てきてしまうわけです。
それはそれで別に構わないのですが、1つ問題があります。
登記情報提供サービスで請求できる情報の量には
1メガバイトという制限があるからです。
登記情報はPDFファイル形式で提供されますので、
情報の量は多くなり易く、共有者が多いと請求できない自体が生じます。
ちなみに今日請求した情報はPDFで12ページ、
容量は204.98バイトでした。
概算ですが1024÷204.98=4.9956・・・なので
この約5倍、60ページ分ぐらいまでは大丈夫なのでしょうか?
まだ、実際に容量オーバーで取得できなかったことはありませんが、
登記事項証明書で60ページ位のものってありそうだなぁ・・
そういえば登記事項要約書もオンライン申請できないし、
このあたりが解決されれば登記情報も
要約書が請求できるようになるのかな?
まぁ、あまり期待せずに改善を待ちましょう・・・^^;
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