共有持分の処分

本日の午前中も恒例の社会福祉協議会の相談会。

相談内容は、借地権1件、共有の問題2件でした。

共有の相談は両者とも、共有持分の処分の問題でした。

共有持分を処分する方法は、

通常の売買、贈与の他に持分放棄があります。

民法の規定によれば、不動産の所有権を放棄したとき、

つまり不動産の所有者がない場合は、国のものになるとされています。

しかし、例外として、不動産が共有されている場合は、

共有者の一人がその持分を放棄した時は、

他の共有者のものになると規定されています。

従って、自分の共有持分を放棄すれば、

他の共有者のものになりますので、

処分したのと同じ結果が得られるわけです。

この持分放棄は農地の場合によく利用されます。

農地の処分は農地法により農業委員会の許可などが必要なのですが、

持分放棄の場合は許可などが必要ないとされているからです。

但し、持分放棄による処分は他の共有者へ平等に持分が移転しますので、

共有者の一部や、共有者以外の方への移転には利用できません。

また、他の共有者全員の協力がないと持分移転の登記もできません。

どのような処分方法にするかは共有者同士の

話し合いによることになります。

と、このようなことを説明していましたら、

共有者の一人が亡くなっているとのこと。

おいおい、そっちの問題を解決するのが先でしょう・・・^^;

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