原状回復と敷金

台風一過で一日中腫れるかと思ったら、午後は荒れ模様。

調子が狂ってしまった一日でした。

今日の相談は敷金返還請求。

今まで借主からの相談を受けたことはありましたが、

今回は、大家さんの方からの相談でした。

原状回復と敷金返還の問題は少額訴訟の中でも

大きな割合を占めているそうですが、

最も身近にある法律問題だからでしょうか。

この問題は、原状回復の特約があるかないか、

特約の有効性があるかないかなどで結論が異なります。

原状回復の特約がなければ、

国土交通省のガイドラインによることになり、

通常は敷金の全額返還となるでしょう。

特約があった場合は、

最高裁の判例では特約自体の有効性を

かなり厳格に考えているようですので、

具体的事情により結論は異なってくるでしょう。

原状回復を原則、貸主負担と考えたとしても、

本人が納得して契約をしたのならば、

特約は有効と考えられるので、

重要事項説明書や契約書で特約が別に書かれていたり、

赤色で強調されていたりした場合、

借主が納得して契約したと判断され易いと思います。

逆に、多くの条文の中で、

よく読まないと分からない状態だったら

特約自体が無効と判断されることになるでしょう。

しかし、請求するよりも、請求される方が、

こちらからアクションを起す必要がないので、

楽ですね・・・^^;

 

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