戸籍は歴史を語る・・・

「うさぎドロップ」という映画が上映されているようですが、

27歳の主人公がお爺さんの隠し子(6歳)を育てるという内容だそうです。

つまり、主人公からするとおばさんに当たるわけですね。

現実にはまさかないでしょうという設定ですが、

今日、相続関係でかなりの衝撃の事実が発覚。

依頼者の祖父だと思っていた人が実は叔父だった!!

(プライバシーのため多少脚色してあります)

ちょっと、分かりづらいのですが説明しますと、

父(Aとします)が亡くなり、相続登記のために戸籍を集めていたのですが、

その戸籍が依頼者の認識と全く違っていたのです。

依頼者は戦争中に亡くなった祖父(Xとします)と、

30年ほど前に亡くなった祖母(Yとします)、

それとAの弟である叔父(Bとします)がいると思っていました。

ところが、戸籍によると、XはAの兄で、

Bは依頼者の従兄弟ということになっていました。

AとBは3歳しか違わず、疑いも無く兄弟だと思っていたそうです。

そこで戸籍をよく見てみると、Xの母は大正時代に死亡しており、

Aの父親(AとXの父親)は再婚していました。

また、Xはかなり年の離れた兄で、Aが生まれた頃、結婚をしました。

Aが3歳の時、B(甥にあたるわけですね)が生まれ、

再婚した相手(Aの母)はAが5歳の時に亡くなっています。

ここからは想像ですが、

母親を亡くしたAは、事実上XとYに育てられたと考えられます。

3歳年下のBとは端からみたら、兄弟としか見えなかったのでしょう。

実は兄弟ではないなど本人達がわざわざ説明するとも思えませんし、

関係者が殆ど亡くなっている現在、

依頼者は何の疑いも無くXを祖父と思っていたのでしょう。

まさに、戸籍は歴史を語るという訳です。

そうそう、うさぎドロップの原作によれば、

実は6歳の子はお爺さんの子ではなかったということらしいです^^;

 

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