不在者の財産管理人と失踪宣告

相続人の中に行方不明の方がいると、

遺産分割をするためには、

不在者の財産管理人を選任するか、

失踪宣告の申し立てをしなければなりません。

裁判所の特別の許可が必要になりますが、

不在者の財産管理人は行方不明の方に代わって、

遺産分割協議をすることが出来ます。

また、行方不明の方が帰ってくる見込みのない場合は、

失踪宣告を申し立てることもあります。

7年以上生死が明らかでないという条件がありますが、

失踪したときから7年経過した時に死亡したものとして、

相続関係が決まっていくことになります。

手続きには6ヶ月以上(公告期間)かかる上に、

親族がまだ帰ってくることを期待していることもあり、

通常は不在者の財産管理人を選ぶことが多いようです。

今回はどちらになるのかまだ分かりませんが、

行方不明になったのも25年ほど前のことのようです。

戸籍の附票を取ってみても、

行方不明になった当時の住所が記載されているだけで、

その後どうなったのか全くわかりません。

失踪宣告の方がよいのかもしれませんが、

依頼者とよく相談してどちらの手続きを取るか

決めることになるでしょう。

 

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