養育費と慰謝料

金曜日の夜は所沢支部の研修会で、

公証人の先生から公正証書についての講義を受けました。

その中でなるほどと思ったことがあったので

お知らせします。

離婚の際に、離婚後の養育費の支払などを確保するために

公正証書を作成することはよくありますが、

その際の注意点として指摘された事柄がありました。

たまに高額な養育費があることがありますが、

その場合、慰謝料や財産分与を含んでることが多いようです。

養育費は支払われなくなった場合、将来の分も含めて

強制執行することができ、養育費とした方が取り立て易い

と思いがちです。

しかし、養育費は支払う側の事情の変更によって

減額請求をすることができますので、

慰謝料や財産分与の部分も減額されかねません。

慰謝料、財産分与は確定した債権ですので、

分割払いとした場合でも、支払がなかったときには、

期限の利益の喪失(分割ではなく一度に支払え)の条項を

入れておくことにより全額に対し、強制執行することができます。

そこで、養育費は養育費としての金額を決め、

慰謝料は慰謝料、財産分与は財産分与としての

取り決めをした方が良いというわけです。

年間に何百件も離婚の公正証書を扱っている方は

着眼点が違うな~と感心した次第です^^;

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